「一瞬にしてメンタルが下がった人」(物語風)

個人コーチング
02 /17 2016
こんにちは。
今日はどうも朝からリズムに乗れない一日です。
まあ、大した事ではないのですが(笑)


さて、今日のお題は「一瞬にしてメンタルが下がった人」です。
少しいつもと趣旨を変えて、今日は物語風にお届けしたいと思います。



【登場人物】
A雄
B子
※A雄とB子は恋人同士




【物語スタート】

B子 「今夜はもう少しだけ一緒に居たいなぁ・・・」(感情)
A雄 「俺もそう思うけど、B子は少し疲れているから今夜はもう帰った方がいいよ」(論理的思考)


それまでA雄とB子は仲良く笑いながら時間を過ごしていた。
時間は夜の9時半過ぎ。

ここのところB子は仕事や用事などが目白押しだった為、肉体的に疲労が溜まっていた。


A雄 「またすぐに会える訳だし、今夜はゆっくり休んでよ」(論理的思考)
B子 「・・・分かった」(感情の抑圧)


そうして二人はそれぞれ自分の車に乗り込み、帰路につき始めた。


車を運転しながらA雄は考えた。

「B子の表情が暗かったなぁ・・・。目線も落としていた・・・」(非言語メッセージの観察)

A雄はいろいろと考えてみた。

例えば、
「もう少しだけB子と過ごしてから帰った場合、B子の体はどうなるだろうか?」とか、
「このまま帰った場合、B子の体は休まるだろうけど、心はどうだろうか?」など。(創造的思考) 


「もう少しだけB子と過ごした場合には、B子の心は上がるだろうけど、体は更に疲労が溜まるなぁ・・・」
「このまま帰った場合、B子の心は落ちるなぁ・・・」

(創造的思考)


また、A雄は自分についても考えてみた。
「もう少しだけB子と過ごしてから帰った場合、俺の心はどうなるだろうか?」とか、
「このまま帰った場合、俺の心はどうなるだろうか?」など。(創造的思考)


「もう少しだけB子と過ごしてから帰った場合、俺は嬉しいなぁ・・・」
「このまま帰った場合、B子の体が休まるので安心だなぁ・・・」
(創造的思考)



A雄はこれらをまとめてみた。
「もう少しだけB子と過ごしてから帰った場合、俺もB子も心は上がるけど、B子の体は更に疲労するだろう」
「このまま帰った場合、俺もB子も心は下がるけど、B子の体は休まるだろう」



そしてA雄は更に考えてみた。
どうすれば、俺もB子も心が下がらずに、B子の体にも疲労が蓄積しないで済むだろうか?」

(問題解決の基本視点)


「俺もB子も心が下がらないようにする為には、もう少し一緒に過ごす事だな」
「B子の体に疲労が蓄積しない為には、長い時間は避けよう。あと1時間にしよう」

そして、A雄は結論を出し、B子へ電話した。

「あと1時間だけ一緒に過ごさないか?」
(統合的思考)



そうして二人は再度落ち合い、短い時間ではあったが一緒の時間を過ごし、二人とも心は上がりながら帰宅した。
但し、B子は次の日、寝坊した・・・


【おしまい】




いかがでしたでしょうか?

実は最近、脚本家になろうかと思っていまして、ちょいと練習をしてみました(笑)


この物語の最大のポイントは、何といっても「感情コントロール」です。

しかも、二人分の感情をコントロールするというものです。


その為の手法として、「論理的思考回路」「創造的思考回路」を使い、最終的にその2つをまとめ上げる「統合的思考回路」を使って結論付け、行動に移しています。


世の中の多くの恋人同士でしたら、ただ単に「一緒に居たい」という「感情」だけで、「もう少し一緒に居よう」と決め、行動に移しているでしょう。
ですが、この物語のケースでは、複数の「思考回路」を使った上で、結果として「もう少し一緒に居よう」と決めているところに決定的な違いがあるのです。



世の中にはこのように「結果」は同じようなものでも、そこに至るまでの「プロセス」が異なるケースが多々あります。
だからこそ、目に見える「結果」だけを重視してはいけないのです。



よく世間でいうところの、「結果だけでなくプロセスも重視しろ!」という言葉の意味はここにあるのです。

それではまたお会いしましょう。



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Toshy

1973年・北海道生まれ。
東京都内の会計事務所を経た後、起業家として複数の企業・団体を創業。
その後、カウンセリングやコーチングに専念する。

20歳の時から心理学や自己啓発に目覚め、数多くの書籍を研究し始める。
その後、脳科学や量子物理学、神経学などといった科学的な分野の研究も始め、数多くの個人セッション体験や人材管理経験に科学的理論を交えたオリジナル技法(HANADA method)を開発。
これまで延べ17年間に渡り、数多くの人々の問題や悩み事、不調を解決・改善する手助けや、人材教育管理等を行ってきた。

常識に捉われない着想と発想により、自力解決できない状態にあるクライアントに対し、可能な限り最短での解決法・改善法を取り入れる事に重きを置く。

カウンセリングやコーチングなどに用いる専用ワークシートやプログラムテキストは計3,000ページ以上に及ぶ膨大な内容となっており、クライアントの状況や状態、症状などに応じて最適なものが選択可能となっている。

これまでの個人クライアントには、会社経営者、個人事業主、医師、看護師、教師、保育士、介護士、自衛官、営業マン、事務職、公務員、中学生、高校生、大学生、専業主婦、無職の人など幅広い層の人たちがいる。

現在は、従来の個人カウンセリングや個人コーチング、企業コーチングをはじめ、執筆活動、各種ビジネスデザイン、研究開発に力を注いでいる。

ブレイントレーナー。
メンタルコーチ。
上級心理カウンセラー。
人財アドバイザー。
経営アドバイザー。
自由人。