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「自立」と「自律」は「思考」と「人間性」。

コーチング
11 /20 2015
おはようございます。
今朝も寒い旭川です。夜には雪の予報が出ています。

さて、本日のお題は「自立」と「自律」についてです。

自立という言葉からイメージされるものは、例えば、「経済的自立」のように何となく親から独り立ちするようなイメージがあるかもしれません。

これは当たらずしも遠からず。
ただ、親からの自立だけが自立が持つ本当の意味ではありません。

よく文字を見てみて下さい。
「自分で立つ」と書いてあります。

この「立つ」という意味は、「生きていく」という意味です。
つまり、自立が持つ正確な意味とは、「自分で生きていく」というものです。
その意味合いでは「自力」に似ています。

そして、この自立の前に「モチベーション(意欲)」が必要となる訳です。
モチベーションが無ければ、「自分で生きていこう」とはしないのです。

次に、「自律」の方。
同じように文字をよく見てみますと、「自分を律する」という意味である事が分かります。
自制心に近いですね。

私が提唱しているポジベーション理論では、この「自立」に必要な要素が「基礎的思考力」であり、「自律」に必要な要素が「人間性」だと位置づけています。

基礎的思考力とは主に「論理的思考力」を意味し、人間性とは主に「倫理観」を意味しています。

例えば人生においてAという問題が発生したとしましょう。
そのAという問題をどのように解決していくのかが生きる上での一つの焦点になります。

その為には問題Aが発生した時点でその問題Aを深く見つめる力が必要となります。
深く深く掘り下げていく思考力です。

問題AにはBとCの要素がある。BとCの因果関係はDであり、だとすればAはDだと言える・・・
イメージとしましてはこのような思考回路の事です。

これが出来ませんと、最初の段階で行き詰ります。
何故なら、問題Aは既に目に見えている要素ですが、B、C、Dの要素は目に見えない要素だからです。
問題解決方法の基本的要素は「見えないモノを見える化する事」なのです。

論理的思考力を持ち合わせていない人は目に見えるモノ(問題A)だけを見て解決しようと試みます。
だから問題解決がうまくいかないのです。それは問題の本質をきちんと見抜いていないという事なのです。

このように問題の本質をある程度のレベルで見抜けるようになった時、人は自ずと「自立」へ向かいます。
これが真のモチベーション(意欲)なのです。
だからこそモチベーションを高める為には思考力が必要となるのです。

但し、生きるとはこれだけではまだうまくいきません。
なかなか難しいですね(笑)

そこで人間性が問われてくるのです。思考力の次の段階です。
人間性とは先ほども述べた通り「自律」であり、主には「倫理観」の事です。
倫理観を平たく言いますと、道徳心です。
道徳心とは、例えば、ルールを守る事ですとか、秘密を守る事、自分の負の感情を抑える事、人を差別しない事などを意味しています。
これらがあってはじめて、モチベーションが活かされてくるのです。

モチベーションが活かされるという事の意味は、「ポジティヴになる」という意味です。
モチベーションが活かされなければ「ネガティヴになる」のです。
ポイントは「活かされる」という部分です。
そしてその為の鍵が人間性となるのです。

自立する為には思考力を、自律する為には人間性を鍛えるしか方法はないのです。
これが脳と心のメカニズムです。
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花田 俊亮

1973年生まれ。北海道旭川市出身。

脳科学、量子力学、熱力学、心理学、自己啓発、経営戦略等をベースに、数多くの現場体験を加味した上で独自技法「HANADA method」を開発。

20歳の頃から心理学や自己啓発に目覚め独学開始。大学卒業後、東京都内の会計事務所にて営業職を経て、25歳より会社を創業。これまで株式会社、社会福祉法人、NPO法人など計8法人の立ち上げ、運営に携わる。その間、カウンセラーとしても活動開始し、カウンセリング歴は延べ18年となる。

カウンセリングとコーチング、従業員教育管理の現場体験は約20,000回以上に及び、今なお、それらの体験と科学的理論を基にメソッドの改良を続けている。

現在は精神疾患の人のみならず、人間関係で悩む人、生きる目標を見つけられない人、身体的不調を訴えている人、営業成績が上がらない人、経営問題に直面している人など幅広い問題や悩み事に対してHANADA methodを提供している。

難しい学問を紐解き、誰にでも分かりやすく提供するサービスは一定の評価を受けている。